マーモット通信

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駐在員の妻がアメリカ生活に関する情報を記録しています。これからアメリカに初めて住む(旅行する)方の役に立てたら嬉しいです。

アメリカで罰金$326の交通違反チケットを切られた失敗談

コネチカット州在住歴1年1か月の駐在員妻です。

2019年8月31日に、旅行でメイン州を訪れていたのですが、運転中に警察に追いかけられ、罰金$326のチケットを切られてしまいました。

私が違反してしまった内容と、罰金を支払わずに済んだラッキーな体験をご紹介します。

アメリカの交通ルールに疎い運転初心者さんの参考になれば幸いです。

1.しばらくパトカーに追いかけられる

その時、私はまっすぐな二車線道路の右側を走っていました。

まず、左側の路肩で、スピードを測っている警察官と思われる人を発見。でも「私は安全な速度で走っているので大丈夫!」と思いながら普通に通過しました。

次に、右側の路肩で青と赤のライトを光らせている車(=パトカー)2台と、事故者か違反者と思われる車1台が止まっているのを発見。

私は右側車線を走っていたので、本来は左側の車線に移動して、それら3台の車を避けて走らなくてはいけなかったのですが、私の大分前を走っていた車が左側車線に移動せずそのまま通過しているのが見えたので、私も大丈夫だろうと思って右側車線のまま通過してしまいました。

ところが、私が通過した直後、路肩に停まっていたそのパトカー2台のうち1台が私の後に発車し始めました。

この時私は、この車がパトカーなのか事故車対応をするような車(JAFのようなイメージ)なのかよく分かっていませんでした。

そして、「何も悪いことをしていないんだから、たまたま私の後に発車しただけで、別の現場に向かっているのだろう」と思い込んでいました(^^;)

でもなかなか追い越して行かないので不安になり始めていた頃、運転疲れを取るため助手席で寝ていた夫が丁度起きてくれました。

「後ろからピカピカ光る車がついてくるんだけど…。」と聞いてみると、「早くスピード落として!路肩に停めて!」と言われ、ようやく自分が犯人だったことに気付いたのでした…(-_-;) 

2.罰金$326のチケットを切られる

停車して窓を開けると、以下2つの違反があったことを告げられました。 

  • 緊急車両が路肩に停まっているのに車線変更をしなかったこと
  • パトカーが追跡しているのにすぐに停車しなかったこと

 まずは謝り、追跡しているのは自分ではないと思っていたことを伝えると、その警察官は、車の保険書類と運転免許証を出すよう指示し、それを受け取った後しばらくパトカーに戻って何やら手続きをしていました。

どんな罰を与えられるのだろうと不安になりながら5分以上待っていると、警察官が戻ってきて、

「本来は2つ分の違反なので違反チケットは2つなんだが、今回は1つにしておいたよ。この書類に手続きが書いてあるから、30日以内にするように。」との指示がありました。

おそらく、逃げたつもりではなかったことを配慮して罪を軽くしてくれたのだと思います。優しい警察官に感謝しました。

封筒の中を見てみると、罰金は思ったより高額の$326で、ショックでしたΣ( ̄ロ ̄lll)

まさかアメリカで警察にお世話になってしまうとは…。

気を取り直して再出発すると、私と同じように警察に停められている車を発見。

運転のしやすいエリアは、どうやら警察の取り締まりエリアでもあるようでした。

3.罰金を支払いたいのに支払えない日々

その日のうちに、警察官にもらった書類に書いてあるとおり、以下のwebサイトから罰金支払いの手続きをしようとアクセスしました。

publicportal.courts.maine.gov

でも、情報がまだ登録されていないらしく、検索をしても私のケースを検索してもヒットしませんでした。

よく見ると、反映されるまで時間がかか場合があるようだったので、しばらく待つことにしました。

しかし、1週間以上経っても全く状況は変わりませんでした。

そろそろ電話で問い合わせなくては…と思っていたところ、1通の手紙が自宅に届きました。

4.罰金支払いの請求が棄却される

届いた手紙はこちらです⇩

f:id:CTlife:20190920065415j:plain私の違反に対する手続きが期限内になされなかったため、支払い請求が無かったことになったようです。

「そんなことってあるの!?」と信じられませんでしたが、あまりにも違反が多すぎて手続きが間に合わないのかな…と解釈しました。

罰金を支払わなくて済むことがよくあるのかどうかは分かりませんが、今回は本当にラッキーでした。

運転初心者の方は、私と同じ過ちを犯さぬよう、どうぞお気を付けください💦