マーモット通信

マーモット通信

駐在員の妻がアメリカ生活に関する情報を記録しています。これからアメリカに初めて住む(旅行する)方の役に立てたら嬉しいです。

キャンプ初心者でも、アメリカで気軽にキャンプができました!

アメリカ在住歴2か月の駐在員妻です。

夫婦ともにキャンプ初心者なのですが、2018年9月初旬にコネチカット州のホープビル・ポンド州立公園(Hopeville Pond State Park)で初キャンプに挑戦しました!

アメリカでキャンプをする方法はベテランの方が沢山紹介してくれているので、この記事では、「本格的なキャンプの前に、ちょっとそれらしいことをやってみたい」という方の役に立てるかもしれないと思うことを書きました。

以下のような疑問を持っている、キャンプ道具を持っていない初心者の方の参考になれば嬉しいです。

  • アメリカのキャンプ場はどうやって探せばよいのか
  • テントやキャンピングカー無しでもキャンプできるのか
  • キャンプ用品はどこで買ったらいいのか
  • アメリカのキャンプ場はどんな雰囲気か

 1.アメリカのキャンプ場の探し方

色々な探し方があると思いますが、私は以下のサイトを教えてもらいました。

行きたい州や条件を指定して検索することができます。

www.reserveamerica.com

(1)探すときの注意点

RV(日本ではレジャーに向いている車のことを指しますが、アメリカではキャンピングカーのことを指します)専用のキャンプ場があるので、どういうタイプのキャンプ場か確認してください。

(2)テントやキャンピングカー無しで泊まれるか

車は自分が予約したテントサイトに泊められるので、テントを張らずに自分の車の中で寝ることもできます。

私たちは今後もキャンプをするか分からないのにテントまで買うべきか悩み、結局自家用車の中で寝ました(キャンプの意味あるの?という気持ちを抑えながら笑)。

車の中は暖かくて安全ですが、フルフラットにしても狭く、当然居心地&寝心地が悪かったです。

次回はテントで寝たいな~というのが正直な感想です。

そもそもキャンプなのにRVではない車に泊まろうとする人っていないですかね…(^^;)

2.キャンプ用品を売っている場所

キャンプ用品を全く持っていなかった我が家ですが、キャンプに必要な最低限のものはほとんどスーパーで入手できることが分かりました。

初めはアウトドア用品専門店で探しましたが、本格的で高価なものばかりでした。

以下で実際に利用したお店と購入した物をお伝えします。

(1)Cabera's(アウトドア用品専門店)

折り畳み椅子、焼くための網を購入(でもWalmartにもっと安価なものがありました)

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本格的なキャンプ用品を揃えるのにうってつけで、買うものが無くても見るだけでかなり楽しめる場所でした♪

コネチカット州以外にも沢山店舗があり、HPで探せます⇩

https://www.cabelas.com/home.jsp

本物の魚がいました⇩

f:id:CTlife:20191025185848j:plain作り物の動物の展示もありました⇩f:id:CTlife:20191025185934j:plain

(2)Big Y(スーパー)

炭(charcoal)、炭などを掴むトング、食材を購入

段ボール(キャンプ用品を入れたり机にしたり何かと便利)をもらいました

(3)キャンプ場の受付

キャンプファイヤー用の薪を購入

3.家にあるもので準備したもの

(1)寝泊りに必要なもの

寝袋、車の中に敷く布団、枕、ブランケット、ランタン、懐中電灯、各種充電器

(2)お風呂・洗面用具

バスタオル、シャンプー、ボディーソープ、歯ブラシ、メイク道具、着替え等

(3)遊び道具等

釣り道具、双眼鏡(バードウオッチング用)、バドミントン、本、トランプ、帽子、日焼け止め、虫よけ、カメラ

(4)BBQに必要なもの

水筒(氷を入れる用)、コップ、皿、割り箸、スプーン、鍋、肉用トング、まな板、包丁、キッチンペーパー、ウエットティッシュ、保冷バッグ、アルミホイル、お手拭きタオル、ごみ袋、着火ライター、うちわ、新聞紙、ごみ袋

4.持って行けばよかったと思うもの

・ビーチサンダル(シャワールームに靴を履いていったら濡れました)

・肉を切るための料理バサミ

・保冷剤とクーラーボックス

・フルーツ

・焼きマシュマロセット

・塩コショウ以外の調味料(醤油、ケチャップなど) 

5.ホープビル・ポンド州立公園の雰囲気・感想

(1)場所

コネチカット州の東の方にある州立公園です⇩

goo.gl

(2)着いてからしたこと

まずは受付に寄ってチェックインします(宿泊者の氏名と車のナンバーを伝えるだけでした)。

受付には地図が置いてあり、キャンプファイヤー用の薪も$5で買えました。私達はBBQの時に炭を中心に使っていたので少し余る位の量でした。

あとは予約した場所へ行き、車を止めて好きなことをするだけです。

(3)景色

キャンプサイトは緑いっぱいで気持ちのよい場所でした⇩

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苔なのか葉っぱなのか、水面いっぱいに緑の細かいものが浮いていて、その上に木の影が映っていて綺麗でした⇩

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池に写る夕日とカヌー⇩ (カヌーで釣りをしている方がいたので、何かしら釣れるようです。)

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写真は撮れませんでしたが、夜は天の川が見えました。

翌朝シマリスがいたので近づくと、硬直していました⇩

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拡大するとこんな感じです⇩

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(4)設備

<トイレ>

水洗ではなく環境に優しい仕組みで(おそらくコンポスト式)、嫌な臭いは全くしませんでした。シャワールームと併設なので床が濡れているのが気になりましたが、夜に係の人がちゃんと掃除してくれていたので、衛生的だと思います。

<シャワールーム>

シャワーを出すのにボタンを何度も押さないといけなくて大変でした。ドアの下の隙間が結構開いているので落ち着かなく、あまり長居はしたくない感じでした(^^;)

<キャンプサイト>

隣の宿泊者との距離は思ったより近かったですが、各自十分なスペースが割り当てられていました(バトミントンが出来るくらい)。また、ピクニックテーブルもありました。

<火を起こす場所>

ドラム缶が埋まっているような感じでした⇩

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網が備え付けてあったのでその上に鍋などを乗せられるのだと思いますが、私達は網は使わずに用意してきた網をセットしました⇩

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<ゴミを捨てる場所>

出入口付近にゴミとリサイクルするものを置いていける場所がありました。

(5)周りの宿泊者の雰囲気

周りは親切な人ばかりでした。

隣のアメリカ人は「困ったことがあったら言ってね」と声をかけてくれたし、向かいにいたアメリカ人は、火をつけるのに苦労していた私たちのところへ着火剤を持ってきてくれました。

見知らぬ子どもたちは、鬼ごっこのようなことをしていて私達のキャンプサイトに隠れに来たり、夜暗くなっても自転車をかなりのスピードで乗り回して騒いでいたりしました。

トイレ・シャワールーム前には子ども達が沢山集まっていて騒がしかったです。静かなところが好きな方は、トイレ付近は避けた方がいいかもしれません。

キャンプサイト全体は22時半過ぎまで騒がしかったのですが、それ以降はほとんど静かでした。朝は7時を過ぎたら少年が自転車を乗り回して叫んでいました笑。

以上です!
アメリカのキャンプ場はとっても陽気で楽しい雰囲気でした。
興味がある方は、是非キャンプしてみてください♪